🗽〔NY外為〕円、一時155円=約9カ月ぶり(12日朝)
11/12 23:20 配信
ニューヨーク外国為替市場では12日午前、米政府機関の再開期待を受けて円売り・ドル買いが進行し、円相場は一時 1ドル=155円ちょうど まで下落しました📉。
155円台に乗せるのは約9カ月ぶりです。午前9時時点では 154円90銭~155円00銭 と、前営業日(10日)午後5時の 154円10~20銭 から 80銭の円安・ドル高 となっています💵➡️💴。
ニューヨーク市場の円は154円80銭付近でスタート。
米上院は10日、つなぎ予算の修正案を可決し下院へ送付🏛️。
下院での再可決と、トランプ大統領の署名を経て成立する見通しで、政府再開へ向けた前進が意識され、円売り・ドル買いの流れが強まっています📊。
海外時間帯では、片山さつき財務相の円安けん制発言が影響し、154円台後半でドルの上値が抑えられる場面もありました⚠️。
ユーロは同時刻、
対ドル:1ユーロ=1.1570~1580ドル(前営業日:1.1552~1562ドル)💶
対円:179円20~30銭(前営業日:178円08~18銭)
と、円安・ユーロ高が1円12銭進む展開となっています📈。
(了)
✅ 強材料(円安・ドル高方向)
日米金融政策の差
日本の日本銀行(BOJ)は長らく緩和的なスタンスを維持しており、金利引き上げや大きな金融引き締めは急には見込まれていません。 Sucden Financial+2RoboForex+2
一方、米国の連邦準備制度理事会(Fed)は高金利を維持する可能性があり、金利差がドルを支える構図です。 DailyForex+1
この「金利差=ドル有利・円不利」という構図が、円安・ドル高を後押ししています。リスク選好・海外資金フロー
世界景気の改善期待やリスク選好の高まりがあると、円は「安全通貨」としての役割がやや後退し、代わりにドルが選ばれやすい。加えて、輸入物価が上がる日本では、円安進行がそのままインフレ圧力となるという見方もあります。 RoboForex心理的・技術的な節目の突破
ドル円が先に報じられた「155円」の節目に近づいており、これを上抜けると「値幅が開く」可能性があるという分析もあります。 Action Forex+1
⚠️ 弱材料(円高・ドル安方向、または反転リスク)
為替介入・当局の発言リスク
円安が急激に進むと、政府・関係当局が口先介入あるいは実際の介入をする可能性があります。実際、円安けん制の発言も出始めています。 Action Forex+1
こうした「介入期待」があるうちは、相場の上昇(円安)が抑えられる可能性があります。米国経済の減速・金利低下
もし米国の景気が鈍化し、Fedが金利引き下げを検討するような状況になれば、「金利差縮小=ドルの魅力低下=ドル安・円高」の流れが出る可能性があります。 Sucden Financialテクニカルな反動・調整
上昇が続いた後には短期的な調整(円反発・ドル反落)が入りやすいという見方もあります。分析機関によれば、「153円付近までの戻り」などを想定する声も。 FOREX24.PRO+1
🎯 注目すべき水準・シナリオ
上値目標としては、ドル円が「155 円」を抜けた上で、「156〜157円」、「158〜160円」あたりまで視野に入るという技術的分析もあります。 Action Forex+1
下値目安としては、「153円あたり」が短期サポートのラインとして挙げられており、もしこれを下抜けると「151円台」、「150円くらい」まで戻る可能性というシナリオもあります。 DailyForex+1
視野をもう少し長めに見ると、上記弱材料の組み合わせによっては、相場のトレンドそのものが転換する可能性もゼロではありません。
🧭 私の仮説/見通し
総合的にみると、現状では「円はしばらく下落余地がある」=「ドル高・円安方向」が優勢ではないかと考えます。特に、金利差や金融政策の”緩さ”を背景に、155円台を突破すれば160円前後までも進む可能性があると思われます。
ただし、以下の条件が揃えば「円高・ドル安」方向への反転も警戒されます:
米国経済指標が大きく悪化し、Fedが早期に利下げを示唆
日本が実質的に金融引き締めを始め、金利差が縮小
政府・日銀が急速な円安に対して強い対応(介入発言・実施)
したがって、私の仮説としては:
直近数週間〜数ヶ月:ドル円は155円付近で上値を試す展開。突破できれば160円近辺へ。
リスクシナリオ/反転条件が揃った場合:調整局面で153円を割るリスクあり、150円台も視野に。
1️⃣ 為替介入リスク(どのくらい危ない?)
◎ 介入の「3つのサイン」
日本政府(財務省)が実際に為替介入に動きやすい条件は、だいたい次の3つです:
スピードが速すぎる円安
「1日で2〜3円動く」「数日で5円以上」など、急激な変動が一番のトリガーになりがちです。
水準(何円か)よりも、「どれだけ急に動いたか」が重視されます。
物価・生活への悪影響がはっきりしてくる
円安が進むと輸入物価が上がり、エネルギー・食料品など生活必需品の値上げ要因になります。
「国民生活に悪影響」と政府が判断すると、介入への世論的な“正当性”も増します。
米国などとの調整が付いたとき
為替介入は、特にドル円の場合、アメリカとの関係も非常に重要です。
「協調」または「黙認」を取り付けられるかどうかは、大きなハードルです。
◎ 今の相場でのイメージ
155円前後というのは、過去にも介入が意識されたゾーンなので、
「水準的に危険域に近づいている」
「いつ口先介入(言葉で牽制)が出てもおかしくない」
という感じのエリアです。ただし、「水準だけ」で即実弾介入というより、
口先介入(「行き過ぎた動きには適切に対応」などの発言)
それでも収まらず、かつスピードも速い
そこで初めて“本気介入”
というステップになる可能性が高いです。
2️⃣ 日銀政策のポイント(なぜ円安になりやすいか)
円安の“元ネタ”は、かなりの部分が日銀とFRBの金利差です。
◎ 日銀側:超緩和からどう変わるか
長らく ゼロ金利+大量の国債買い入れ(YCC) を続けてきました。
仮に今後、
マイナス金利解除
長期金利の許容レンジ拡大
などの「引き締め方向」の動きが出ると、
👉 円買い材料(円高方向)になりやすいです。
ただし、日銀がやる場合はたいてい
「とても慎重」
「サプライズはなるべく避ける」
「市場への事前ガイダンスを重視」
する傾向があるので、
“ドーンと利上げで一気に円高”というよりは、じわじわと期待調整→円高に傾きやすくなるイメージです。
◎ FRB側:高金利が長引くと…
米国が高金利を長く続けると見られている間は、
米ドルにとってプラス
円にとってマイナス(=円安)
逆に、米景気悪化やインフレ鈍化で利下げ観測が強まると、
👉 「金利差縮小期待」でドル円が下方向(円高)に振れやすくなります。
3️⃣ 「介入 × 日銀政策」の組み合わせシナリオ
📌 シナリオA:円安継続・介入リスクじわじわ上昇
FRBは高金利維持
日銀は慎重で、本格利上げまでは距離がある
ドル円は155円台〜それ以上を試しに行く
この場合:
口先介入が増える
それでも相場が言うことを聞かなければ、「一定のショック」が出たタイミングでドンと実弾介入が入る可能性
ただし、介入は「トレンドを根本的に変える」よりも、スピードを抑える一時的ブレーキになることが多いです。
📌 シナリオB:日銀のタカ派化(わずかでも)
日銀が「マイナス金利解除」や「YCCの更なる見直し」に動く
声明や総裁会見で、インフレ・賃金の見方がやや“タカ派(引き締め寄り)”になる
この場合:
介入を使わなくても、政策期待だけで円高方向に戻す力が出る
ドル円は150円台前半〜場合によっては140円台方向の調整余地も(時間をかけて)
📌 シナリオC:米国の景気減速&利下げ観測
FRBが「そろそろ利下げ」のスタンスを明確にし始める
長期金利が大きく低下 → ドル売り・円買い方向へ
この場合は、
金利差縮小で自然なドル安・円高へ
日本側が介入する必要がそもそも薄れるシナリオです。
4️⃣ 個人として見るときのポイント📝
投資判断そのものはできませんが、「相場を見るうえでのチェックリスト」としては:
財務相や日銀要人の発言
「過度な変動には断固として対応する」
「必要ならあらゆる手段を」
などの文言が増えると介入リスクUP。日銀会合前後の市場の織り込み
「将来の利上げ確率」や「YCC修正観測」が高まると、先回りの円買いが出やすいです。
米国のインフレ指標・雇用統計
強い→利下げ後ズレ→ドル高
弱い→利下げ前倒し観測→ドル安
ざっくりまとめると、
短期: 金利差+介入リスクの綱引き。急激な円安には“介入の影”がつきまとう。
中期: 日銀がどこまで本気で正常化に踏み込むか、FRBがいつ利下げに向かうか──ここが勝負。
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